行政

就任のごあいさつ

行政経営改革の断行

 3選を果たし、引き続いて町政を担うこととなりました。
 結果的には無投票での当選となりましたが、白紙委任であるとは考えておりません。ご批判のお声にも真摯に耳を傾け、誠実・公正を旨に町政執行に当たらせていただきます。
私は今期を『多可町創生の最終盤』と位置付けており、持続可能な自治体として財政基盤の確立を図ることが課せられた命題だと思っています。
 そのためには民間感覚に立った行政経営改革が必要です。役場の行う事務・事業の展開にマネージメントの手法を導入し、「成果」を求めなければなりません。
 合併から8年が経過し、役場職員にも住民の皆さんの間にも、「多可町意識」がようやくにして芽生えてきました。
 この機を逃さず、多可町の発展に向けた確かな道筋を付け、町のネームバリューの向上をも図りたいと考えています。

まちづくりの5本柱
 
 多可町のまちづくりにおいて、私は次の5点を特に重要視していきます。

①町政基盤の確立、健全財政の維持 
地方交付税の優遇措置(10年間)の縮減期を迎えることにより、交付税依存度の高い多可町の財政運営は確実に厳しくなります。行財政の抜本改革と資源配分の見直しにより、財政の健全化を図ります。

②住民満足度と幸福度の向上
 「選択と集中」の観点から、限られた資源の有効活用を図り、(総合計画に添った施策面での)住民満足度と幸福度の向上を目指します。

③美しく品位ある景観とエコ環境
 農地・森林・住家の荒廃を防ぎ、美しい町土を守らねばなりません。また循環型社会への取り組みを進め、環境負荷の少ない町を築きます。

④産業連環と6次産業化の推進
地場産業の振興と異業種交流を進め、1次×2次×3次=6次の事業展開と団体相互の連携を図り、町内所得の向上につなげます。

⑤自治機能の充実と協働のまちづくり
集落内における「総世代参画」を促し、自治機能の拡充と協働意識の醸成を図ります。また近隣集落との水平補完や集落支援員制度の導入による(機能低下の)バックアップ体制を整えます。


財政面をめぐる二律背反

 合併特例債を有効に活用して、社会基盤整備を進めねば合併効果は生まれてきません。
 耐震基準を満たさず老朽化が激しいことから新庁舎や生涯学習センターの建設などが求められています。
その一方で、2年後からは地方交付税の縮減が確実に始まるのです。
 財政出動のアクセルと歳出削減のブレーキを同時期に使い分けながら、多可町を先導せねばなりません。
 私は町長職3期目の至難をここに感じており、それだけに知恵を絞った効率的な事業展開と十分な事前説明が必要と考えています。
 引き続き3期目にあっても、多可町の基盤創生に全身全霊をかけますので、住民皆さんのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げ、就任あいさつと致します。 

平成25年12月2日 戸田 善規