観光・文化・施設

加美区 観音寺(かんのんじ)

「かんおんじ」ともよばれています。杉原川中流に位置します。
背後の山の中腹に、法道仙人開基ほうどうせんにかいきと伝えられる真言宗日東山観音寺があるためこのようによばれています。

① 観光名所の整備

11192_ext_11_0.jpg杉原川沿いにある観音寺公園そばの水路をホタルの里として、集落内の子ども達が手づくりで看板を作ったり、村づくり委員会が観光マップを作ったりして観光材料をPRしています。

② 集落民総参加のイベント

11192_ext_11_1.jpg秋祭り時には隣保対抗の竹馬でパン食い競争や、紙ひこうき飛ばし、風船割りなどを行います。(H18年度実施)

むらの宝

① 青倉神社あおくらじんじゃ(青倉さん)

11192_ext_15_0.jpg観音寺の山の中腹に、大きな岩板の上でひっそりとたたずむ祠は、神戸の湊川神社の書物にも記されている神様で、チョロチョロと流れでる岩清水で目を洗うと治ると言いつたえられています。目の病気に大変ご利益があるといわれ、多くの人々がお参りされるので、定期的な掃除は怠りません。この青倉神社をアピールし、すっかり途絶えていた神楽屋台かぐらやたいを数年前に復活させました。

*神楽屋台

 

数年前に復活して、保存会「神楽構」が受け持って祭りに参加しています。消防団(青年層)が中心で、舞う役2人と笛吹10数人で集落内の全家庭を訪れ舞います。

② 総合運動公園~ホタルの里~

6月初旬から7月下旬にかけて、初夏の風物詩、美しい情緒あふれるホタルの温かな乱舞が見られます。祭日、公園では、集落住民でミニ運動会を行います。また、普段の日には老人会がゲートボール、子ども達はサッカーなどをして楽しく遊んでいます。

③ 不動明王

不動さんは、『清め不動さん』と言い、旧観音寺というお寺の入口にあります。不動明王は、背後に炎を負い、憤怒の形相で悪を懲らしめる激しい気性の仏様ですが、同時に、人の悩み事を聞き入れてくれるやさしい仏様でもあります。

④ 樺坂鉱山跡かばさかこうざんあと 自然の冷暖房

樺坂鉱山は妙見山麓に多数存在する鉱山群の一つで、樺坂のみに存在するカドミウム鉱です。鉱脈は1,400㍍と非常に長く、これに伴い坑道も非常に長く、伝えられるところによると最下底は杉原川の水準にまで達しているそうです。冬は暖かく、夏は涼しい風が吹き上がってきます。

⑤ 桜ロード

11192_ext_15_4.jpg昭和34年頃に鉱山石でもなんでもない土手に、ソメイヨシノ約100本を花見が出来るようにとの思いから集落の住民で植樹しました。今ではその見事な咲きぶりが訪れる人の心を和ませてくれます。

⑥ 大歳神社

大歳神社は樺坂鉱山を経営していた生野の住人らが鉱山の鎮護として石舟に勧請したと伝えられています。

⑦ 首なし地蔵

平成9年にふるさと林道の開通に向けて発掘調査があり、現在の場所より少し上に石垣で囲まれた場所にありました。発見されたときから首がなく、出土した土器から江戸時代の終わり頃までは鉱山関係者がお参りされていたようです。

⑧ 観音寺

天平宝字てんぴょうほうじ(757年)のころ、法道仙人ほうどうせんにんによって開基されたと伝えられる真言宗高野山派のお寺です。本尊は十一面観音坐像です。不動明王、毘沙門天びしゃもんてんを脇待わきじに安置されているこの寺は、もともと堂山に築かれていましたが、天正年間(1573年~1592年)に兵火のため焼失し、山麓の現在地に移されたようです。

⑨凍りこんにゃく

藤田平右衛門氏は観音寺出身で、特に凍こおりこんにゃくの振興に力を入れました。

おかげで、当地の特産品の一つとして知られるようになりましたが、製造方法が悪くて売れず、ついに倒産者が出る始末でした。そこで平右衛門は、多可・氷上・加西・神崎の4郡の同業者を集めて組合を作り、自ら組合長として製造方法について研究を重ね、品質を改良し検査方法を定めて統一規格で販売できるようにし、販路の拡張にも努めました。

 その結果、当地方の凍りこんにゃくの名声は高まり、利益が増え、主要産業としての基礎が確立しました。こうして、組合基金を驚異的な七万余円にまで育て上げました。

 兵庫県凍りこんにゃく同業組合では、平右衛門氏の三十年もの永きにわたる功績を称え、子爵の加藤高明氏に題字を、農務局長道家斉氏に撰文を依頼し、大正8年に顕彰碑を立てました。

今では、門村の島田橋から観音寺地内に移され、郷土の特産品の歴史を物語る由緒ある石碑です。



*藤田平右衛門頌徳碑

 藤田平右衛門氏は、観音寺集落出身で、郷里の産業振興に力をいれた3代目杉原谷村長です。特に、凍コンニャク製造の功績が称えられ、大正8年7月兵庫県凍コンニャク同業組合が石碑を建立しました。

 農閑期の副業として厳冬期の自然を利用し多くの農家が製造していましたが、現在では全国で唯一加美区丹治集落にある一社のみとなっています。

集落マップ

※地図の表記が実際と異なる場合がありますが、ご了承ください。