観光・文化・施設

加美区 豊部(とよべ)

寛文5年の杉原川大出水による氾濫以前、田畑がとても豊かであったため「とよべ」とよばれています。豊部村内、下谷と久保ヶ谷の中間にかつては双葉鉱山がありました。しかし、昭和20年に資材不足により休山命令発令。あとに残った鉱山跡社宅58戸を行政が1集落と認め「双葉」集落が誕生した。その双葉集落も平成17年3月に豊部と合併し「井杉」という名で豊部に加わりました。
現在では、豊部集落は郷領、森内、下谷、入江谷、上谷、久保ヶ谷、井杉の7つの谷に分かれている加美区で最も大きな集落です。

むらづくり活動

① 幻の太郎さん

11193_ext_11_0.jpg平成4年頃から、加美区では繁殖力の強いセイタカアワダチソウ撲滅作戦がはじまりました。この全町的な取り組みに対して、当集落の老人クラブが親睦団体をつくり、セイタカアワダチソウを引き抜いています。その取り組み方が実にユニーク。まず、夜陰に乗じて『頼めば力を貸してくださる貴方様へ』と題して「幻の太郎」さんから、美しい集落を守るため、セイタカアワダチソウを刈り取るお願い文が各戸に届きます。この手紙により、今年もそろそろセイタカアワダチソウを引こうと集落のみんなが立ち上がるのです。

② 運動会

平成18年度、20年ぶりに集落運動会を開催しました。隣保対抗の綱引き、縄跳び、障害物競走などを行い集落民はおおいに楽しみました。

むらの宝

① 五社神社

祭神は素戔嗚尊すさのおのみことと誉田別命ほんだわけのみこと、神皇産霊神かみむすびのかみ、大山祇命おおやまつのみこと。創立年月日は不詳。谷桐基国たにぎりもとくにが柏谷かしわだにの四町四面よんちょうしめんを見立てて笛草城を築き、同地所在の土饅頭七のうち五を持ってきて、神霊がおわすとして五社と称して当社を創立したと伝えられています。

造営物は、桧皮葺ひはだぶき流造の本殿と、瓦葺切妻造の幣殿、瓦葺入母屋造の拝殿があります。

*光神祓こうじんばらいの舞まい

 

毎年、秋にはこの神社で祭りが行われ屋台が練り出されます。屋台前後の梵天ぼんてん(仏法をお守りする神様)は鷹で、幕の図柄は「張良と黄石公」、提灯には鯉が刺繍されています。狭間の彫刻は「小栗判官氏重」「金龍武王を護る」「安宅の関」「川中島の合戦」の場面となっています。また、この地域の青年達が光神祓を舞います。

② 極楽寺

真言宗高野山派の寺で、本尊は大日如来。

白雉年間はくちねんかん(650年~654年)法道仙人の開基にかかり、堂宇もきわめて多くあったと伝えられていますが、度重なる火災で焼失し、現在の堂宇は大正末期に再建されたものです。

集落マップ

※地図の表記が実際と異なる場合がありますが、ご了承ください。