観光・文化・施設

加美区 奥荒田(おくあらた)

杉原川の支流奥荒田川の上流に位置します。
平安末期の荒田郷の最奥地であったことから「おくあらた」とよばれています。

むらづくり活動

① むらの顔づくり事業(楮こうぞ育成事業)

11198_ext_11_0.jpg集落のはずれ、県道の脇に、6000㎡の「こうぞの森」があります。これは公会堂の竣工をきっかけに楮の栽培に取り組もうと整備されたものです。楮の世話は全世帯で加入する「奥荒田楮こうぞ栽培互助会」が担当しています。楮栽培を始める際に、高知県へ見学に行き、勉強を重ねてきました。現在では互助会と婦人会、老人会も一緒になって協力しています。6月~8月にかけて行う茅こきなどは大変ですが、杉原紙研究所で買ってもらっている売上金は村の貴重な財源になっています。

 *楮こうぞ

コウゾ(楮)はクワ科の植物。和紙の原料として使われています。楮の皮の繊維は、麻に次いで長く繊維が絡み合う性質が強く、その紙は粘りが強く揉んでも丈夫な紙となります。

② スポーツ活動事業(隣保対抗バレーボール)

③ コミュニティ活動事業(三世代交流事業,夏祭り)

むらの宝

① 松か井の水(名水)

昔、幕府の直轄地であった松井庄は、生野代官所の管轄にあったこともあり、生野への道である奥荒田から越知谷に通じる高坂は、交通の要所として人の行き来が盛んでした。その坂の途中に松か井の水の飲み場がありました。この清水は『水のみの水』という通称で親しまれ、坂道を行き来する人は、必ずそこで水を飲んでいました。現在においても、より美しくよりよい環境のもとで水を汲んで欲しいとの願いから、平成13年環境整備を行いました。以降、集落でも年5回程度、掃除・植木の剪定などを行い、四季折々の風情豊かな自然を大切に守っています。

 環境省が選定した平成の名水百選に、「松か井の水」が選ばれました。(平成20年6月)

② 若宮神社

この神社に、中区門前の山頂にあった段ノ城の城主であったといわれる在田源八朗朝勝を祀っています。在田氏は、戦国時代に播磨の名族として著名な赤松氏の一族です。

 また、神社境内には、五輪の塔が数基祀られますが、これは、段ノ城が別所氏に攻められて落城した時に、主従が落ち延びて、この土地で一同自害し果てたとのことで、村人たちが哀れみその霊をお祀りしたものと伝えられています。

集落マップ

※地図の表記が実際と異なる場合がありますが、ご了承ください。