観光・文化・施設

加美区 的場(まとば)

杉原川の支流奥荒田川の中流域に位置します。
二宮の森は、荒田郷の総鎮守である式内社荒田神社の境内にあります。
鎮座地のこの地を「まつりば」といい、のちに「まとりば」、さらに「まとば」となったといわれています。

むらづくり活動

① ホタルの里

平成3年、村おこしの一環としてほたる委員会を発足しました。

この委員会が、先進地視察などを行い、有志によりホタルの養殖・孵化ふかを成功させました。このことを機に平成12年まで、集落をあげて盛大にホタル祭りを開催しました。その後、町内各集落に幼虫を提供し、現在は杉原川にホタルの乱舞を見ることが出来るようになりました。

② 的場花クラブ

11199_ext_11_1.jpg平成13年度、県の緑化事業(県道加美山崎線沿い)で整備されたのがきっかけにクラブを結成しました。構成員は30代から80代で会員は約15名。

むらの宝

① 荒田神社

11199_ext_15_0.jpg式内社で、少彦名命すくなひとなのみこと、木花開耶姫命このはなさくやひめのみこと、素盞鳴命すさのおのみことの三神を祀まつっています。

神社に残る言い伝えでは、天平勝宝てんぴょうしょうほう元年(749年)5月7日に少彦名命すくなひとなのみことが村内の福原字神立にご降臨になり、その夜、村に大雨が降りました。

そこで、村人達は雨が上がるのを祈ったところ、願いがかなったためこれに感謝して村内字野尻に小社を建てて、荒田神社と称したと伝えられています。

また、『播磨国風土記』に登場する天目一箇命あめのまひとつのみこと、道主日女命みちぬしひめのみことを祀った社が当社であるともいわれています。

また、平安時代には坂上田村麻呂の崇敬を受けたと伝えられているのをはじめ、播磨国二宮として、多くの崇敬を集めてきました。

営造物には桧皮ひはだ葺流造の本殿と、桧皮葺切妻造幣殿、桧皮葺入母屋造の拝殿があり、宝物として剣・古刀・宝鏡などを伝えています。

② 金蔵寺

人里離れた海抜400メートルの山中に建つ寺で、夏でもひんやりと涼しく澄んだ空気に心が洗われる感じがします。

 このお寺は、真言宗高野山派の寺で、本尊は薬師如来です。

その昔、笠形山に6㎝ほどの黄金薬師如来が出現、当方面の地神と崇あがめられる熊野権現の導きにより金蔵山へ移られ、大木上に止まっておられたのを、大和大峰山やまとおおみねさんの役の行者が御仏のお告げで、白雉年間にこの山を開かれました。更に行基菩薩が天平3年(731年)登山されて、自ら大きな仏像を刻まれ、黄金物を胸に納めて本堂を建てられました。以来、金蔵山金蔵寺と称されるようになったと伝えられています。

その後、慈覚大師もこの山に住まれたことがあると伝えられ、奥の院には役の行者尊、行基菩薩、慈覚大師の銅像が祀ってあります。

現存の建築物は、奥の院、安政年間に改築された本堂、鐘楼をはじめ弁財天堂、こもり堂、鎮守堂、八角堂、庫裡くりなどです。

境内には護摩道場もあり、毎年春秋の彼岸には先達修験者が集まり、柴燈大護摩供さいとうおおごまくを行っています。

 また、このお寺にある千年杉は平成10年に約400万円の費用をかけて樹木医により治療を行いました。

③ 蓮華寺

本尊は、大日如来です。昭和60年に原因不明の火災で本堂が全焼。十方信者の寄進を得て昭和61年再建し落慶法会を行いました。

集落マップ

※地図の表記が実際と異なる場合がありますが、ご了承ください。