観光・文化・施設

八千代区 下三原(しもみはら)

三原川沿いの谷である三原谷の上三原、中三原に対して下の集落を示す呼称であるとする説や、古代から天皇ゆかりの地である『御原』から名付けられた説がありますが定かではありません。

むらづくり活動

① レンゲまつり

毎年5月に開催しています。当日は集落で模擬店を出店し、たくさんの方が訪れます。

むらの宝

① 下三原貴船神社

11237_ext_15_0.jpg天文10(1541)年、中野間なかのま・花はなの宮みや貴船神社きふねじんじゃから分社したと伝えられています。 今の本殿は江戸中期・寛文12(1672)年、淡路浦村(現・東浦町浦)からの出稼ぎ大工たちによって建てられました。重厚な建築は当時の技巧を知る貴重な遺構です。元日に行われる雨乞い行事、雨散散ゆうばらばらを民俗行事として伝承しています。

これは、天明年間(1781~1789)に大干ばつに見舞われたとき、村人一同が氏神の八幡菩薩やはたぼさつに雨乞いと豊作を祈願したことが始まりであると伝えられています。村人はフジ蔓で作った輪をつけたシキミの枝に神主から雨(お神酒)を振りかけてもらい、その枝を持ち帰り田畑に刺してその年の五穀豊穣ごこくほうじょうを願います。

② 下三原稲荷神社

11237_ext_15_1.jpg赤い鳥居が続く急な階段を上がると稲荷神社があります。     昔は地方力士などによる相撲が行われていました。ここからは野間川流域の平野部を見渡すことができます。

③ せせらぎの小径

花の宮から大和川沿いに続く散策道として整備されています。楽しくウキウキ弾みながら散歩して欲しいとの願いから、『飛人橋とびとばし』とよばれる橋が架かっています。

④ 検地帳

近世を通じて領主が行った農民保有地の調査測量結果を、村ごとにまとめた土地台帳のことです。形式は一筆事に地名・等級・面積・石高こくだか・作人を記しています。ここに作人として記された人を本百姓とし、年貢・諸役の負担を義務づけました。

⑤ 十二神将立像

下三原地蔵堂内に祀られている薬師三尊像の守護神として安置されています。薬師三尊像の頭上に十二支の動物をのせ、甲冑かっちゅうを着て怒りの表情をしています。

一木造りで、彩色の下地の黒漆が像全体に塗られています。小さな像ですが、表情は生き生きとしており、全体の作風からみて室町時代の作と思われます。

⑥ ゴボウの栽培

大和川の下流域に位置する下三原の畑地は、川よりも高く日当たりの良い山側斜面に開かれています。なかでも昔から、津坂から谷、アザサ付近を中心とする畑地は、南向きの斜面にあり、土が軟らかく水はけの良い赤土色の肥沃地であるため、ゴボウの栽培に適しています。

この地でとれるゴボウは黒味がなく、赤土色を帯び、ややごつごつした直根で太く長いのが特徴です。肉質も柔らかく美味しいのでお正月の煮染めの材料としても重宝がられています。

集落マップ

※地図の表記が実際と異なる場合がありますが、ご了承ください。